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二の腕(肩から肘の間)が痛い
という症状の原因と、関連する病気をAIで無料チェック

更新日:2024/04/15

監修医師:
濱畑 智弘(山田記念病院 整形外科・部長)

「二の腕(肩から肘の間)が痛い」がどの病気に関連するかAIでチェックする

かんたん3分(無料)

「二の腕(肩から肘の間)が痛い」がどの病気に関連するかチェック

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二の腕(肩から肘の間)が痛いという症状について「ユビー」でわかること

質問に答えるだけで
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症状の原因、関連する病気、対処法がわかる
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適切な診療科、近所の病院・クリニックがみつかる
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回答結果を医療機関に連携できるから、診療がスムーズ
※一部の医療機関で対応

「二の腕(肩から肘の間)が痛い」はどんな症状ですか?

二の腕(肩から肘の間)が痛いとは

二の腕(肩から肘の間)が痛い」に関連する症状はありますか?

  • 両上腕に筋肉痛がある

  • 左上腕に筋肉痛がある

  • 右上腕に筋肉痛がある

「二の腕(肩から肘の間)が痛い」のQ&A

  • A.

    「二の腕」とは腕のうち、肘から肩までの部分を指します。この部位に痛みがある状態です。

    解説

    「二の腕」とは腕のうち、肘から肩までの部分を指します。
    医学用語では「上腕」と呼びます。
    この部位に痛みがあることを「二の腕が痛い」と言います。
    二の腕に含まれる肩関節、筋肉、骨などの不調が痛みの原因になります。また、首の病気が原因で首から腕に向かう神経が障害され二の腕の痛みをきたす場合もあります。
    痛みの性質は原因によってさまざまです。ズキンズキンとした痛みの場合もあれば、ジンジン・ビリビリのような正座のあとのしびれのような痛みの場合もあります。
    また、腫れや熱感、赤みを伴うこともあります。さらに、腕を使っている時だけ痛みを感じる場合もあれば、安静にしていても痛みを感じる場合もあります。

    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    解説欄のチェック項目をご確認いただくか、症状検索エンジン「ユビー」で質問に答えるだけでセルフチェックもできます。

    解説

    二の腕の痛みの原因にはいくつかの病気が考えられます。
    以下のチェックポイントを参考にしてください。

    • 年齢(40代以上の方では肩関節周囲炎の可能性が高い)
    • 以前、肩を骨折や脱臼したことがある(再骨折や再脱臼の可能性あり)
    • 痛みはどこに感じるか
    • 痛みの場所が一定か(痛みの範囲が一定しない場合、首の病気の可能性が高い)
    • 肩を動かして痛みが強くなるか(変わらない場合、首の病気の可能性が高い)
    • 肩や腕が腫れているか
    • 鋭い痛みか鈍い痛みか
    • 突然はじまった痛みか、徐々に始まった痛みか(突然はじまった強い痛みであるほど、急いで処置が必要になる場合があり、特に転倒後の痛みでは骨折に注意が必要)
    • 仕事や家事、スポーツの際に痛みを感じることが以前からあったか
    • 腕に力が入りにくい感じがあるか
    • 夜目が覚めるような痛みを感じることがあるか(腱板損傷や肩関節周囲炎でよくみられる)
    • 熱があるか(細菌感染症の可能性あり)
    「ユビー病気のQ&A」を見る
  • A.

    骨折や脱臼、腱板損傷や肩関節周囲炎(五十肩)、石灰沈着性腱板炎などが原因として考えられます。

    解説

    二の腕が痛くてほとんど上げることができない場合、次のような状況が考えられます。

    骨折や脱臼

    スポーツや事故、転倒などで強い力が肩や腕にかかってから強い痛みが始まった場合には上腕骨の骨折や肩関節の脱臼の可能性があります。これらの場合、動かそうとするとかなり痛みが強いことや、骨が正常の位置と異なるため筋肉による正常な動きが出来なくなります。不安定なままだと痛みが強いため、痛みの無い方の手で怪我をしている腕の肘を支えるような姿勢をとるようになります。
    骨折では「ずれ」が大きいほど上手く動かせなくなります。手術が必要になる可能性があります。
    脱臼では、肩のまわりの血管や神経を圧迫して損傷してしまう可能性があるため、なるべく早急に元の位置にもどす(=整復する)必要があります。

    腱板損傷

    肩には腱板(けんばん)という、肩を動かすために重要な筋肉の集まりがあります。若い方では、スポーツや転倒で強い力が肩にかかった際に、中年以降の方では特別なきっかけが無くこの腱板が損傷してしまうことがあります。
    特に真横に腕をあげる際に必要な腱板が切れやすいという特徴があります。
    重症の損傷の場合には、肩に上手く力が伝わらず持ち上がらなくなります。動かそうとした際にジョリジョリという変な音が聞こえるという方もいます。
    年齢やスポーツ活動などを考慮したうえで、手術が必要になる場合があります。

    肩関節周囲炎

    40代以降に多い、肩から腕にかけての痛みを生じる病気です。年齢とともに痛んだ肩の筋肉や腱が炎症を起こし、肩の動きが全体的に悪くなります。
    病気の初期は、炎症のため強い痛みを感じながらも我慢しながらであれば腕を持ち上げることが出来る場合が多いです。
    しかし、痛みが長引いて時間が経過してくると、肩のまわりの構造の伸縮性が落ちて、肩の動く範囲が狭くなっていきます。他人が腕を持ち上げようとしてもある範囲よりは広く動かせない状況が長期につづく「凍結肩」となり、治るまでに年単位の期間が必要となる場合があります。

    石灰沈着性腱板炎

    肩の筋肉や腱に石灰(カルシウム結晶)が沈着することにより強い炎症をおこす病気です。突然の強い痛みを生じます。
    レントゲン検査で石灰を確認することで診断します。
    人によってはかなり強い痛みであり、まるで骨折のように腕を上げることが困難になる場合があります。

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二の腕(肩から肘の間)が痛いという症状はどんな病気に関連しますか?

二の腕(肩から肘の間)が痛いという症状の原因となる主な病気は次のとおりです。
  • 後天性血友病
  • 神経障害性疼痛
  • 先天性血友病
  • 頚椎症
  • 肩関節周囲炎
  • 筋肉痛

最新のガイドライン・医療水準を取り込んだデータベースを元に関連する病気・症状を表示しています。

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監修医師

山田記念病院 整形外科・部長
濱畑 智弘 先生

診療科・専門領域

  • 整形外科
慈恵医大を卒業。 浅ノ川総合病院、厚生中央病院を経て2021年4月より浅草病院 整形外科に勤務。 整形外科一般および人工関節置換術を専門とする。 より広い視点で医療を捉えなおすことが出来るように2020年4月より立教大学ビジネスデザイン研究科に入学、2022年3月に卒業しMBA取得。
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